最初に選ぶ投げ専用リール4選!長く使えるタックルを組む!
前回のエントリー『最初に選ぶ投げ竿4選!長く使えるタックルを組む!』に続いて、投げ釣りに使う投げ専用リールのご紹介です。
リールと聞くと、これまでサビキ釣りやちょい投げをやってきた人は「普通の1000番とか2000番のスピニングリールでいいんじゃないの?」と思うかもしれません。
実は、かく言う筆者も投げ釣りを始めた頃は(お金がなかったのもありますが)ダイワのプライムサーフT30-425Wに、エギング&シーバス用に使っていたダイワのレブロス3500をくっ付けてガンガン投げていましたが、それでも80mあたりまで飛ばすことができました。(上手い人ならもっと飛ぶのかもしれません)
「なんだ、けっこう飛ぶじゃないか。これでいいや」
と思っていたのですが、数ヶ月して考えを改めました。
というのも、、、、、どんなにフォームを工夫しても、それ以上飛距離が伸びなかったのです。そもそも、投げ釣りは80m飛ばせば良いというわけではなく、魚次第で100mや150m以上も飛ばす必要が出てくるので、やはり飛距離が伸びないのは問題なのです。
例えば、浜から60~80mあたりに根があり、その先が砂地になっていてシロギスが群れでいるとしても、当時の筆者のようなタックルでは根のど真ん中に投げてしまい根掛かりする可能性が高くなります。
そういう意味で、投げ釣りを投げ釣りとしてきちんと楽しんで、且つちゃんとした技術を身につけるためにも、投げ専用リールを使ってほしいと思うのです。
ということで、筆者が使っているものも含めて、「とりあえずこれ買っとけば間違いない」リールをご紹介していきたいと思います。
シマノ スーパーエアロ スピンジョイ SD 35
シマノ リール 15 スーパーエアロ スピンジョイ SD 35 標準仕様の詳細はこちら
スペック | ・ギア比:3.5 ・許容耐力:196N/20kg ・自重:630g ・スプール寸法:76/35mm ・装着スプール:3号 ・ナイロン糸巻量(号-m):2-300/3-200/4-150 ・PE糸巻量(号-m):1.5-250/2-200/3-130 |
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シマノの投げ専用リールの中ではエントリーモデルに位置しますが、上位機種の機能を多数搭載する等スペックとしてはかなり優秀な製品になります。ややスプールの小さいSD30(510g)のモデルもありますが、ラインの巻き上げはSD35(630g)の方が若干速いので、軽さをとるか巻き上げスピードをとるか、と言ったところでしょうか。また、この製品は替えのスプールが付いてくるので、太さの異なるラインを双方に巻いておき、シーンに応じて使い分けることもできます。
急な大物が来ても安心のドラグ付きです。
シマノ SAアクティブサーフ 標準
スペック | ・ギア比:3.8:1 ・許容耐力:20.0kg/196N ・自重:600g ・糸巻量(ナイロン号-m):2-300/3-200/4-150 ・糸巻量(PE号-m):1.5-250/2.0-200/3.0-130 ・最大巻上長:82cm(ハンドル1回転あたり) ・スプール寸法:69/35mm ・ベアリング(ボール/ローラー):3/1 |
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スピンジョイSD程費用を掛けられないという人には、下位製品のアクティブサーフがおすすめです。替えスプールは付いてないのでシーンで使い分けることはできませんが、「初めてだし、替えがどうとかよくわからない。必要になったらその時に買う」という人にはコスパに優れた製品と言えます。
ちなみに、ドラグは付いていないので置き釣りの際は大物に注意してください。この価格帯でドラグ付きが必要な場合は、アクティブキャストをおすすめします。
ダイワ ウインドサーフ 35 細糸
ダイワ(Daiwa) リール ウインドサーフ 35 細糸の詳細はこちら
スペック | ・巻取り長さ:86cm(ハンドル1回転あたり) ・ギア比:4.1:1 ・自重:540g ・実用耐力:8kg ・ナイロン糸巻量(号-m):1.5-200 ・PE糸巻量(号-m):1-200 ・替スプール ナイロン糸巻量(号-m):2-250 |
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筆者のサブリールです。
ダイワの投げ専用リールの中でも入門から中級以上まで長く使える、コスパに優れた製品です。シマノのスピンジョイSD同様、替えのスプールが付いてくるので、これ一台でほぼすべての投げ釣りスタイルに対応できます。
(ドラグがないモデルなので、同価格帯でドラグありが欲しい場合は、ウィンドキャスト4000QDをおすすめします)
ダイワ ファインサーフ35 細糸
ダイワ(Daiwa) リール 10ファインサーフ35 細糸の詳細はこちら
スペック | ・巻取り長さ:86cm(ハンドル1回転あたり) ・ギア比:4.1:1 ・自重:580g ・最大耐力:8kg ・ナイロン糸巻量(号-m):1.5-200 ・PE糸巻量(号-m):0.8-250/1-200 ・ベアリング(ボール/ローラー):2/1 |
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上記のウィンドサーフの下位製品で、ダイワの投げ専用リールの中ではエントリーモデルになります。シマノのアクティブサーフ同様、替えスプールとドラグ機構がありませんが、価格的にはかなり安いので入門用に最適な一台と言えます。
ロッドと同じく、投げ専用リールも『ダイワ(Daiwa)』『シマノ(SHIMANO)』の2大ブランドからのチョイスとなります。
基本的には、リールも好みで選んでOKです。最初の一台は、どうしても他との比較が難しいのでネームバリューや商品レビューで選ぶしかないと思いますが、上記の4点(特に、スピンジョイSDとウィンドサーフ)であれば充分に長く使えると思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
これから投げ釣りを始めたいと思っている人は、前回のエントリー『最初に選ぶ投げ竿4選!長く使えるタックルを組む!』と合わせて参考にしてみてください。