スピード餌付け器を丸い柵や手すりに取り付ける方法(本牧海釣り施設編)

トリックサビキの針にアミエビを素早く付ける、通称「スピード餌付け器」。

週末の海釣り公園では1グループに1つは必ずあるくらい定番の道具になっていますね。

 

しかし、このスピード餌付け器。

 

地面がしっかりした場所では三脚タイプのロッドスタンドに取り付けられるので問題ないのですが、本牧海釣り施設の桟橋のように足元がフェンスみたく隙間だらけの場所では三脚も安定しないため、どうやって設置するか非常に悩むのです。

 

足元はフェンスのように隙間だらけ。

写真中央に見える柵に取り付けたい。。

 

周りを見てもみなさんそれぞれに工夫しているようで、第一精工さんの竿受けを改造したものや木の板と万力のような道具を組み合わせたもの等、けっこう本格的にやっているのですが。。

筆者も含めて多くの人はそんな加工技術はないわけで、もっと手軽に安く、且つ荷物も軽く済む方法がないかとずっと考えていたところ、

 

見つけました。手軽な方法。

 

使うのはこちら!

ダイソーさんで売っている、フック付きゴムロープ!これを2本使って、丸い柵に取り付けます。

※金具を外すためのペンチを用意してください。

 

そして、取り付ける餌付け器はこちら。

MORIGEN(もりげん) P-700 エサつけ名人の詳細はこちら

 

仕掛けをスライドする溝が広く、アミエビを付け易いのが特徴です。

 

それでは早速、取付ロープの作成方法を見ていきましょう。



スピード餌付け器の取付ロープ作成方法

【手順1】
まず、2ケ所あるフックのうち、留め金が付いていない方を外します。

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【手順2】
次に、前の手順で外したフックをもう片方のフックの近くに付けます。

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【手順3】
両方のフックの間が17~18cmになるように新しく付けたフックを結びます。

これでフック部分は完成です。

 

【手順4】
次に、調節金具に結ばれている2本のロープのうち留め金が付いている方を切ります。

 

【手順5】
調節金具に残ったロープを、フックから15cmくらいの位置で結び、余った部分をカットします。

これで、ロープを締める時に引っ張る取っ手の完成です。


【手順6】
ここまでの工程で、取付ロープの1本が完成しました。これをもう1本作ります。

 

【手順7】
本牧海釣り施設の柵の直径は約8cmです。身近にある同じくらいの円柱状のモノを探して、試験的に取り付けてみましょう。(筆者はマグカップを使いました)

 

【手順8】
スピード餌付け器の裏側にあるスリット部分からフックを入れたら、表側から引っ張り出して外枠に引っ掛けます。

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【手順9】
柵(今はマグカップ)の下からロープを回し込み、反対側のスリットにフックを入れたら表側の外枠に引っ掛けます。

これで片方の取り付けが完了です。

 

【手順10】
手順8~9と同じ工程でもう片方のロープを取り付けたら、柵への設置完了です。




長さを変えれば、どんな柵にも取り付けられる!

今回は、代表して本牧海釣り施設の柵を例に取り上げましたが、この取付ロープのすごいところは【手順3】で結んだフック同士の距離を調整することで、ほぼすべての柵や手すりに取り付けられる点です。

例えば、柵の直径が5cmなら3分の1程短くすれば良いし、直径が12cmなら2分の1程長くすればいい、ということになります。

【手順5】で作成した取っ手部分をやや長めの位置で留めているのは、直径が8cmを超える柵に取り付ける際、フック間を広げることも考慮しているためです。

ちなみに、フック間を17~18cmにして8cmの柵に取り付けると、ちょっとばかり力が必要です。

かと言って、18cmより長くすると締め付けが弱くなりズレてしまうので、どうしても取り付けが難しい場合は、プライヤーか何かでフックを引っ掛けて持ち上げると良いと思います。



まとめ

いかがでしたでしょうか。

スピード餌付け器は色々なタイプが発売されているので、今回のエントリーで取り上げた製品とお手持ちのものが違うかもしれませんが、これから購入を検討している人や、似たような形状の製品をお持ちの人はぜひ参考にしてみてください。

 

本牧海釣り施設の沖桟橋の柵は低い位置にあるので、スピード餌付け器を取り付ける際は海への落下や、自分自身の落水に注意してください。

※沖桟橋へ出る際は、万が一に備えてライフジャケットの着用をおすすめします。当ブログでも、筆者が特におすすめできるものを紹介しているので参考にしてみてください。

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