サビキに磯竿!DAIWA小継せとうちが万能過ぎる理由
磯竿の代名詞的な存在でもある、DAIWA 小継せとうち。
実は筆者、数ヶ月前に購入しまして、以降の釣行には必ず連れて行くようにしています。
ただ、正直購入に際しては自分でも
「海釣りを始めて10年。なぜ今更、、、」
という想いが少しだけあったのですが、今現在の自分が探しているロッドを突き詰めていったところ、小継せとうちに辿り着いたので、これは一種の運命だろうと思っています。
そんなわけで、このエントリーでは如何に小継せとうちが優れているかというポイントを紹介すると共に、購入を検討している人のための判断材料を提供していきたいと思います。
気軽に使える!なんでもこなす優秀な万能ロッド
・標準全長:3.30m
・継数:5本
・仕舞:74cm
・標準自重:135g
・先径:1.1mm
・元径:20.8mm
・錘負荷:10~20号
ロッドを購入する際は、みなさんそれぞれ自分なりのこだわりポイントがあると思いますが、今回、筆者が小継せとうちを選択する決め手の一つになったのが『万能性・汎用性』です。
というのも、筆者のメインロッドは、
ブランド | 名称 | 用途 |
---|---|---|
DAIWA | 月下美人 76L-T | メバル・アジ |
DAIWA | クロスビート 764TLFS | メバル・アジ・サビキ |
DAIWA | エメラルダスMX 86MH | アオリイカ・シーバス |
DAIWA | トーナメントサーフT 25-405 | シロギス・イシモチ等 |
というラインナップで、ざっくりと使い分けをしています。
が、気がつけば専用ロッドばかりを好んで使っていまして、のんびりまったりとサビキをやるための気軽なロッドを持っていなかったのです。(今まではクロスビートを使っていましたが、大きめのコノシロに折られたのでバットパワーに不安を感じていました)
そんな中で、
「サビキだし、とりあえずオールマイティで行っとく?」
という立ち位置で両手を広げてくれていたのが、
そう、
小継せとうち なのです。
ゆっくりまったりサビキ釣りをしたい時に迷わず選択できて、且つ多少の大物が来ても対応でき、ちょい投げやフカセ釣りにも転用が利く。
以前のエントリー『海釣りのスタイルで選ぶ!最初の並継竿4選』でも触れましたが、筆者が考える汎用性の中ではエメラルダスに匹敵するポテンシャルがあると思っています。
長過ぎず短すぎない!3.3mの絶妙な長さ
次に、小継せとうちを選択する決め手になったのが、みなさん気にすることが多い
『長さ』
です。
先ほどの筆者のメインロッドを見てみると、
ブランド | 名称 | 長さ |
---|---|---|
DAIWA | 月下美人 76L-T | 2.29m |
DAIWA | クロスビート 764TLFS | 2.29m |
DAIWA | エメラルダスMX 86MH | 2.59m |
DAIWA | トーナメントサーフT 25-405 | 4.05m |
と広くカバーできているように見えますが、これまたどういうわけか3m台のロッドを1本も持ち合わせていなかったのです。
3m台というのは、船ではやや長過ぎて使いにくく、堤防でもジグヘッド等の細かい操作には不向きですが、手元で『待って釣る』のには最高に適した絶妙な長さと言えます。
が、
ご存知の人も多いと思いますが、磯竿に限らず3m台のラインナップを揃えるロッドは小継せとうち以外にもたくさんありまして、例えば
並継であれば、
ブランド | 名称 |
---|---|
DAIWA | ラテオ |
SHIMANO | ディアルーナ |
MAJOR CRAFT | クロステージ |
ABU GARCIA | ソルティステージ |
振出であれば、
ブランド | 名称 |
---|---|
SHIMANO | ホリデーサーフスピン |
DAIWA | リバティクラブ ショートスウィング |
DAIWA | リバティクラブ 小継 磯 |
などなど、挙げればキリがありません。
しかしながら、そもそも投げ竿やシーバスロッドが必要なわけではなく、とにかく
『気軽に連れて行ける』
『3m台のミドルレンジをカバーできる』
という観点では小継せとうちがぴったり来るのです。
カーボン含有率96%が実現する135gという軽さ!
最後に、他の要素より優先度は低めですが、それでも購入の決め手の一つになったのが
『重さ』
です。
以下、小継せとうちと比べられることが多い同じダイワの小継磯と比較してみると、小継せとうちの方が軽くできていることがわかります。
小継せとうち | 小継磯 | |
---|---|---|
長さ | 3-33 | 3号-330 |
仕舞寸法 | 74cm | 45cm |
継数 | 5 | 9 |
カーボン含有率 | 96% | 62% |
重量 | 135g | 170g |
小継磯は、カーボン以外の材質(グラスファイバー等)が多く含まれていることもありますが、仕舞寸法が短く設計されているぶん継数が多くなり、比例してガイドなどのパーツも増えるため重量が増しています。
単純な重さだけなら僅か35g程度は気にならないかもしれませんが、その重さの違いが材質によるものなら、より反発力があり感度に優れたカーボンを選択したくなるのは当然のことかと思います。
ちなみに、135gと聞いてもいまいちピンと来ないと思いますが、
これと同じくらいと思ってもらえれば軽さが伝わるのではないでしょうか。
※材質や重さに拘らず仕舞寸法を優先する人は、迷わず小継磯を選んだ方がいいです。小継磯の仕舞寸法は45cmなので、短いロッドケースはもちろん、リュックやカバンにも入れることもできます。(シマノホリデーパックと同じ仕舞寸法です)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、汎用性、長さ、重さの3つの観点から小継せとうちを紹介してみました。
ある程度やり込んできて同じような用途のロッドを探している人も、これから海釣りを始めようと最初の一本を選んでいる途中の人も、持っていて損はない一本だと思うのでぜひ検討してみてください。