【保存版】イシモチの釣り方と合わせ方のコツ(タックル・仕掛け編)

シロギス狙いの外道と言われ、なかなか本命で釣ってもらえないイシモチですが、実は筆者、

 

このイシモチが大好きです。

シロギスの「ぷるぷるぷるっ!」というアタリも心地良いですが、イシモチの

 

「ガッツン!」

 

という豪快なアタリが好きで、本命として狙いに行くくらいです。

そうした楽しさもさることながら、塩焼き、刺身、ムニエル等調理のバリエーションが豊富なのも好きな理由の一つですね。

というわけで、このエントリーでは前回のシロギスに続いてイシモチの釣り方や合わせ方のコツ等を解説していきたいと思います。



イシモチってどんな魚?

イシモチは、元々は『シログチ』という和名で呼ばれている魚で、生物学的な分類ではニベの仲間になります。

シロギスと同じく砂地に生息していて、食性もイソメやゴカイ等を食べることが多いです。

 

シーズンとしては、4月~9月頃の釣果が最も多いですが、1~2月の真冬を除いてほぼ一年中狙うことができます。中でも、産卵のため陸に近づいてくる5月~6月くらいは数も多くて特にオススメです。

また、釣り上げた時に浮き袋を振動させて「ぐーぐー」と鳴くのも可愛いですね。



イシモチ釣りのタックル

次にタックルですが、シロギスの外道と言われるくらいなので、ほとんどシロギスと同じで問題ないです。

具体的には、堤防から狙うのであればオモリ25号あたりを背負える投げ竿等に、投げ専用リール、もしくは3000~4000番くらいのスピニングリールで充分かと思います。

 


ダイワ(Daiwa) ロッド エクストラサーフ T 30-405・Kの詳細はこちら

スペック ・標準全長:4.05m
・継数:4本
・仕舞:114cm
・標準自重:420g
・先径:2.4mm
・元径:23.7mm
・錘負荷:25~35号


ダイワ(Daiwa) リール ウインドサーフ 35 細糸の詳細はこちら

スペック ・巻取り長さ:86cm(ハンドル1回転あたり)
・ギア比:4.1:1
・自重:540g
・実用耐力:8kg
・ナイロン糸巻量(号-m):1.5-200
・PE糸巻量(号-m):1-200
・替スプール ナイロン糸巻量(号-m):2-250

 

船から狙うのであれば、7:3調子で2m前後のベイトロッド(MもしくはML推奨)に150番くらいの小型ベイトリールがあれば充分でしょう。

※スピニング用のタックルでもできなくはないですが、錘負荷30~40号のビシを扱うので、手持ちのタックルがない人はレンタルするか購入してしまうのが良いでしょう。


ダイワ(Daiwa) ロッド ライトゲームX 82 M-190の詳細はこちら

スペック ・標準全長(m):1.90
・継数(本):2
・仕舞寸法(cm):100
・標準自重(g):105
・先径(mm):1.0
・元径(mm):9.9
・オモリ負荷(号):20-80
・カーボン含有率(%):60
・適合クランプサイズ:SSS
・ブレーディングX
・高感度、しなやか穂先
・パーミングトリガーシート


ダイワ(Daiwa) リール 15 ライトゲームICV 150Hの詳細はこちら

スペック ・巻取り長さ(ハンドル1回転あたり):71cm
・ギア比:6.3
・自重:280g
・最大ドラグ力:4kg
・ナイロン糸巻量(号-m):3-160/4-120
・PE糸巻量(号-m):2-200/3-130
・ベアリング(ボール/ローラー):3/1
・水深カウンター(電池交換はアフターサービス対応となります)
・軽量ブランキングスプール
・ワンプッシュONクラッチ
・クラッチOFF時レベルワインド静止型
・新形状サイドプレート

 

どちらの場合も、ラインは0.8~1号あたりのPEで良いかと思います。

自然な誘いを演出するならナイロン3号とかの方が良いのかもしれませんが、アタリが鈍くなって楽しさが半減するので、余程のこだわりがない限りはPEをおすすめします。


シマノ(SHIMANO) PEライン パワープロ Z 150m 0.8号 ホワイト PP-M52Nの詳細はこちら

スペック ・素材:PE
・全長:150m/0.8号
・色:ホワイト
特徴:Spectra素材採用で優れた耐摩耗性を実現。EBT製法採用で低伸度&高感度を実現。POWERPROならではのハリで高い操作性を実現。




イシモチ釣りの仕掛け

外道と言われるだけあって、多くの人はイシモチが本命ではないと思うので、手持ちの仕掛けもオールラウドに使える投げ釣り用を使っていると思います。

まぁ、それでも釣れると言えば釣れるのですが、釣果を上げたいと思った時に注目していただきたいのは針の部分です。

実は、イシモチの口はかなり大きくて、流線やキスの針だとしっかり掛からないことが多いです。

なので、確実に取り込むことを考えると、上記のようなものではなく、もっと食い込む針である必要があるのです。

 

そこで筆者が愛用しているのがコレ!


ハヤブサ(Hayabusa) 投げ釣り+α 根掛かり対策 投げ五目 10-2 NT533-10-2の詳細はこちら

スペック ・根掛かりしにくいネムリ形状鈎採用
・全長:70cm

 

まさにイシモチのために作られたような仕掛け!

針が丸セイゴなので大きな口にもしっかりとフックするし、ネムリ(針先が内側にカーブしている形状)になっているので根掛かり対策もバッチリです。

サイズはその時々で使い分けるので、9~12号あたりを一式揃えておくと良いでしょう。

 

流線やキスの針とそれぞれ見比べてみると形状の違いがよくわかると思います。(下図参照)

イシモチ狙いでバラしが多い人は、ちょっとだけ仕掛けを変えてみてください。

 

エサは、青イソメ1匹を通し刺しにすればOKです。「ちょん掛けの方が良い」と言う人もいますが、筆者の経験上、エサだけ持ってかれることが多いので、強度の点で通し刺しをおすすめしています。

 

 

 

あわせて読みたい

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

4 × one =