冬のメバリング!ジグヘッド+ルアーで夜のメバルを攻略!

このエントリーを書いているのは2月中旬ですが、ちょうど今頃から春先にかけてある魚が旬を迎えます。

 

そう、、、『メバル』です!

 

日本では『春告魚』と呼ばれていて、文字通り春に釣れる魚として昔から親しまれています。

季節柄、当ブログでも前回のエントリーで『サビキ仕掛けとワームバケIIでメバル・カサゴを釣る!』と題してメバル釣りをテーマに取り上げましたが、今回はジグヘッド+ソフトルアーを組み合わせた生粋の『メバリング』をご紹介していきたいと思います。



メバルという魚を知る

まず、道具を揃える前に『メバル』がどういう魚なのか軽くみていきましょう。

 

メバルは簡単に言うとカサゴの仲間で、アングラーの間では『根魚』と呼ばれる種類になります。若干の個体差はあるものの基本的に成長スピードは遅く、20cm程度に育つまでに10年近くかかるので小さい個体はリリースが基本になります。

生物学的には、白メバル、赤メバル、黒メバル等見た目の違いも色々あるようですが、堤防や防波堤から釣れるのはほとんどが黒メバルか白メバルで、このエントリーで対象とするのもそれらになります。

 

習性は夜行性で、日中は岩や障害物の陰に隠れてボーっとしていることが多く、夜になるとエサを求めて中層~表層あたりまで浮上してきます。

そのため、デイゲームとナイトゲームでは対メバルの戦略・戦術が異なっていて、本気で狙おうと思えば思うほど実に奥が深くゲーム性の高い魚と言えます。



メバリングにおすすめのタックル

以前にも『スタイルで選ぶ!最初の並継竿4選』のエントリーで紹介しましたが、メバルを狙う場合、1:9もしくは2:8の先調子で柔らかめのロッドが適していて、エギングロッド等のマッチョなタイプはあまり適していません。もちろん、エギングロッドでも釣れないことはないので、あくまでも釣り易さの観点からのお話になります。

 

以下、メバル専用に設計されたメバリングロッドを中心に、筆者がベストだと思うロッドをご紹介します。

 


ダイワ(Daiwa) ロッド 月下美人 76L-Tの詳細はこちら

・標準全長(m):2.29
・継数(本):2
・仕舞(cm):119
・自重(g):96
・先径(mm):1.1
・元径(mm):9.9
・ルアー重量(g):1.5~7
・ラインナイロン(lb.):2~6
・カーボン含有率(%):85

 


シマノ ロッド ソアレBB S706ULTの詳細はこちら

・全長(m):2.29
・継数(本):2
・仕舞寸法(cm):117.0
・自重(g):75
・先径/元径(mm):1.2/9.8
・適合ルアーウェイト(g):0.6~6
・適合ライン PE(号):0.1~0.6

 


メジャークラフト ロッド 3代目クロステージメバルモデル CRX-T732Lの詳細はこちら

・ルアー:0.5~7g
・ライン:pe0.2~0.6号 1~6lb
・アクション:ファースト

 


ダイワ ロッド クロスビート 764TLFSの詳細はこちら

・全長:2.29m
・継数:4本
・仕舞:68cm
・自重:110g
・先径:1.3mm
・元径:10.9mm
・対応ルアー:1~10g

 

ちなみに筆者が使用しているのは、1点目の月下美人と4点目のCROSS BEAT。使い分けの基準とかは特にありませんが、どちらも操作性は大変優れていて秀逸なロッドであることは間違いないです。

正直、ロッド選びは好みによるところが大きいので、上記以外でも店頭等で見かけて気になったら手に取ってみて、店員さんにも色々聞きながら購入すると良いかと思います。

 

リールについては、特に専用のものは必要ないので、2000番台のスピニングリールがあれば充分です。



メバリングにおすすめのジグヘッドとルアー

ジグヘッドとルアーの組み合わせは人それぞれロジックや愛着があると思いますが、筆者がメインで使用しているのがこちら。


JAZZ(ジャズ) 尺ヘッドDXマイクロバーブ Rタイプ 1.5g #6 漁師パック 20ケ入りの詳細はこちら

・ウェイト:1.5g
・フックサイズ:#6
・入数:20ケ入り


カツイチ(KATSUICHI)デコイ ロケットプラス 8-1/20 (SV-69)の詳細はこちら

・ウェイト:3/32oz
・フックサイズ:#6
・入数:5ケ入り

 


34 オクトパス 1.8インチ あめふらしの詳細はこちら

・サイズ:1.8インチ
・入り数:8本


ダイワ ワーム 月下美人 ビームスティック 2.2インチ 炭酸オレンジの詳細はこちら

・カラー:炭酸オレンジ
・サイズ(インチ):2.2
・入数(本):12

 

ジグヘッドは2種類取り上げましたが、JAZZの尺ヘッド(1.5g)は近場を攻める時、ロケットプラスは2.5g(32oz)を選んでいるのでちょっと遠投したい時に使っています。

 

ソフトルアーについては色も多少は揃えて持って行きますが、暗い海に投げる必要があるのでどちらかと言うと魚からの見え方より人間側の視認性を重視しています。

もちろん、あちこちで言われているように日によってヒットする色が違うことも事実なのですが、経験上それらの事象に法則性や一貫性がないように感じているので、不確定要素に配慮するよりは対象との距離感がわかった方が良いと思っているのが理由です。

 

あと、筆者なりにサイズには少しこだわりがあって、最大でも2.3inch、メインのものは1.5~2.0inchを使用するようにしています。これは、いくつかルアーを持って行って実際に挑戦してみるとわかると思いますが、2.3inchくらいだと大き過ぎるのかなかなかヒットせず、1.5inchに替えると途端にヒットし始めることが多くあります。

メバリングをやっている方なら大体同じ見解になるので、おそらくみなさんが感じていることだろうと思われます。



ナイトゲームのポイントと釣り方のコツ

ナイトゲームにおけるメバル釣りのポイントで鉄板とも言えるのが、常夜灯周りや波消しブロックの際、護岸の際ですね。港に係留してある船の隙間とかにもいるようですが、なかなかそうした現場も多くはないので、多くの人が前者を攻めていくことになると思います。

 

さて、ポイントがわかったら念のためジグヘッドとソフトルアーの使い方を確認しておきましょう。

ソフトルアーの付け方は虫エサの通し刺しに似ていて、ルアーの頭から針を刺したら先曲げ→胴曲げへと送り込んでいき、途中で針を突き出しヘッド部分まで送ります。写真の状態になったら、ジグヘッドの先端の輪っかにラインを結びます。

 

あとはキャストして巻いてくるだけですが、、、、基本的には

 

タダ巻きです。

 

「え?」と思うかもしれませんが、これで良いんです。

 

しかも、超スローでズルズルと巻きます。

 

ただ、ルアーを泳がせるレンジには注意が必要で、前回のエントリーでも書いたようにメバルは自分より上にあるものや落ちてくるものにしか反応しないので、大前提として表層から攻めていくのがセオリーになります。

 

キャストして、1秒カウントで超スローのタダ巻き。

反応がなければ、さらにキャストして5秒カウントで超スローのタダ巻き。

 

というようにカウントしながらより深い層を泳がせていきます。

なかなかヒットしない場合は、ルアーのサイズや色を変えてみる必要がありますが、ある程度試してもヒットしない場合は、そこにはメバルがいない可能性が高いので場所を移動しましょう。

 

タダ巻きのイメージがわかりにくい人は、以下の動画を見てみるとスピード感がわかると思います。紹介されているタックルはこのエントリーとは関係ないですが、ナイトゲームの全体像が把握できます。

いかがでしたでしょうか。

冬から春にかけて旬を迎えるメバル。ぜひジグヘッド+ルアーで攻略してみてください。



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