シマノホリデーパックがリニューアル!新旧製品を比較してみた!

初心者でも扱い易く、耐久性や携帯性、ラインナップの広さなどでベテランからも高い評価を得ている『シマノ ホリデーパック』。

そんなシマノ ホリデーパックが2017年にデザインを刷新し生まれ変わりました!

 

少々遅ればせながらではありますが、筆者もリニューアルした製品を入手しましたので、従来品と比較しながらレビューしてみたいと思います。



パッケージも一新!爽やかホワイトからシックなブラックへ

ホリデーパック2017のパッケージはこんな感じ。

従来品のパッケージと見比べられなくて恐縮ですが、全体的に白ベースから黒ベースに変更され、シックでスタイリッシュな印象を受けます。

ホリデー磯も同じパッケージデザインに変更されているので、シリーズでリニューアルしたのかもしれませんね。




自重とカーボン含有率を微妙に変更

それでは、全体的なスペックを見ていきましょう。

同じ製品なので目立った変更はありませんが、全ラインナップを通して見ると、多くの製品が自重とカーボン含有率に変更が加えられているようです。(元径の変更は使用上あまり関係ないのでここでは触れません)

もっとも、その差は非常に小さいので持った感じも変更された印象を受けません。

従来品と比較して違和感を感じないようにギリギリの調整がなされたものと推察します。



リールシート、ブランクの改善がGOOD!

次に、本体を見ていきましょう。

全体的なカラーリングは、パッケージ同様ブラックとダークグレーで構成されています。

ボディラインも従来品では丸みを帯びていましたが、より角が目立つデザインに変更されシャープな仕上がりになっていますね。

 

続いて各部を見ていきましょう。

 

グリップはお馴染みのEVAフロントグリップ。位置・長さ共に従来品から変更はないようです。

 

リールシートは従来品とは異なるマットな質感に変更されていて、リールを取り付けた際のリールフットも1cm程ティップ側に来るように変更されています。

 

ブランクは、ツルツルしていた従来品とは異なり、若干ザラザラした感触に変更されています。

ガイド部分は特に変更された様子はなく、こちらもお馴染みのテレスピンハードガイドですね。

ざっと全体を見た感想としては、とりわけリールシート部分の変更がポイント高めかと思います。

従来品を使っている人ならわかると思いますが、これまではリールフットからエンドキャップまでの距離が短く、ルアーやサビキ仕掛けをしゃくる際に手首への負担が大きいと感じていました。

ホリデーパック2017では約1cmの延長がなされたことでどの程度負担が軽減されるかはわかりませんが、ウィークポイントをきっちり補正してくるあたりが「流石シマノ!」と言った印象です。

 

ちなみに、このリールシートの形状、

「どこかで見たことあるなぁ」

 

と思っていたら、同社のシーバスロッド ルアーマチックと同じ設えですね。

 

また、ブランクの質感がザラザラのものに変更されているのは、おそらくですが従来品で頻発していた固着現象の解消が狙いと思われます。

筆者も従来品ではかなりの頻度で固着を経験していまして、うち数回は病院送り(修理に出す)になっていたりします。



調子は引き続き7:3の先調子

次に、釣りの手応えを決める調子についてですが、こちらはスペックにも記載のある通り、従来品から引き続き7:3の先調子になります。

下の写真は、双方に12号のオモリを付けた様子ですが、先径はどちらも1.3mmなので曲がり方も同じですね。




まとめ

いかがでしたでしょうか。

従来品を持っていて新調しようか迷っている人も、これから入門用に購入を検討している人も、間違いなくおすすめの一本だと思いますので、ぜひレビューを参考にしてもらえればと思います。

 

 

シマノ 17 ホリデーパック 10 270Tの詳細はこちら

・全長(m):2.7
・継数(本):9
・仕舞寸法(cm):44.5
・自重(g):175
・先径/元径(mm):1.3/18.2
・錘負荷(号):5~20
・カーボン含有率(%):28.7
・テレスピンハードガイド/EVAフロントグリップ/シマノオリジナルTPSシート




あわせて読みたい

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

four × two =