【入門者必見】春のシーバスを攻略!おすすめルアーと釣行ポイント!
季節を通した釣り物として、多くのアングラーの心を捉え続けているシーバス。
先にエントリーした『スズキを狩る!おすすめシーバスロッド13選と購入のポイント』でも触れましたが、シーバスは季節ごとに釣り方が異なっていて、その奥深さはアングラーとしての好奇心と探究心を掻き立ててやみません。
そして、このエントリーではそんなシーバスをテーマに全4回のシリーズを予定していまして、季節ごとの釣り方やおすすめのルアー、筆者がよく行くポイントなどを紹介していきます。
第一回目の今回は、まさにこれからの季節
『春』!
春のシーバスはどんな行動を取るのか。
どこに行けば釣れるのか。
どんなルアーが釣り易いのか。
など、難しいことには触れずに必要な情報をコンパクトに伝えていこうと思います。
バチ抜け到来!春は釣って釣って釣りまくれ!
沿岸部での寒さが柔らぎ、水温も少しづつ上昇し始める3月。
冬の間に沖の深場で産卵を終えたシーバス達は、少しづつ河口や堤防に戻ってきます。
この時期のシーバスは、産卵による体力の低下や冬の食料不足からガリガリに痩せていて、とにかく一刻も早く栄養を補給しなくてはならない状態にあります。
時を同じくして、この時期の大潮の日。イソメやゴカイ等が繁殖のために一斉に土の中から出てくる
『バチ抜け』
という現象が起こります。
海釣りを嗜む人であれば一度は聞いたことがある言葉だと思いますが、春のシーバスはこのバチ抜けで「待ってました!」と言わんばかりにイソメやゴカイを食べまくり、衰えた体力を戻そうとするのです。
こうした行動を取るシーバスをルアーで狙うことを
『バチパターン』
と呼んだりします。
バチ抜けシーズンは、一年を通して最もシーバスを釣り易い季節でもあるので、シーバスデビューするならこの時期がおすすめでしょう。
デビュー戦に最適!春に釣れるポイントはココだ!
バチ抜けの期間は、3〜5月の約2〜2.5ケ月。
ほぼ春の間の大潮が来るたびに起こりますが、海に近い河口の方が早く、河川や運河等は比較的後半になります。
首都圏では、荒川の河口や
旧江戸川の河口が有名ですね。
また、河口より時期は少し後ろにズレますが、潮見運動公園や
夢の島運動公園などの湾奥も人気のバチ抜けポイントです。
中でも、デビュー戦であれば荒川か旧江戸川の河口をおすすめします。
スペースも比較的広く釣り座を確保し易いのと、他のアングラーがたくさんいるので精神的にも不安が少ないと思います。
春のバチ抜けはコレで勝負!おすすめルアー5選
前述の通り、春のシーバスはバチパターンがテッパンなので、基本的にはイソメやゴカイを模したルアーをメインに使います。
また、筆者はスレてきた時のために、あまり潜り込まないフローティングミノー等も使い分けていますので、それらのラインナップを紹介したいと思います。
Jackson(ジャクソン) ペンシルベイト にょろにょろ 105mm 9g ブラッディレッドの詳細はこちら
スペック | 主な対応魚種:シーバス タイプ:シンキング 重量:9g サイズ:105mm カラー:ブラッディレッド フック:ST-46#10 |
GAEA(ガイア) ルアー エリア10 FIX 10 アカキン.の詳細はこちら
スペック | サイズ:100mm 重量:9g タイプ:フローティング シーズン:通年 用途:シーバス |
MARS(マーズ) ワーム R-32 トウゴロイワシ (ヒルクライム)の詳細はこちら
スペック | 長さ:3.2inch 入数:6本 シーズン:通年 用途:シーバス、マゴチ、ヒラメ |
アムズデザイン(ima) ミノー コモモ SF 85mm 7g いちごミルク KM85-013 ルアーの詳細はこちら
スペック | 主な対応魚種:シーバス タイプ:フローティング サイズ:85mm 重量:7g カラー:#KM85-013 いちごミルク レンジ:5-30cm アクション:ローリング+ウォブリング フック:ST-46 #8 リング:オリジナル # |
ラッキークラフト(LUCKY CRAFT) ミノー ワンダー60 ESG レーザーレッドヘッド ルアーの詳細はこちら
スペック | サイズ:60mm 重量:6.2g タイプ:シンキング カラー:レーザーレッドヘッド 用途:ブラックバス、トラウト、シーバス、川、ミノー、淡水、海水 |
上記の5点は、たくさんあるルアーの中からバチ抜けシーズンに適したものをピックアップしたものなので、これがシーバスルアーのすべてではありません。
また、色んなスタイルの人がいると思うので、なるべくタイプが異なるものをチョイスしていますが、もし経済的な理由でどれかを選ばないといけないのであれば、『にょろにょろ』と『ワンダー60』をおすすめします。
とりあえず、この2点があれば春のシーバスは絶対に釣れます。
ルアーはベイトに合わせて、ゆっくりとタダ巻きが基本!
前の章で「春のシーバスは釣り易い」と言いましたが、何をやっても釣れるというわけではありません。
これはシーバスに限ったことではなく、ルアーの動きが季節ごとのベイトの動きから掛け離れてしまうと、期待しているような釣果は望めません。
例えば、春ならバチがメインですが、「バチって高速で動くか?」と言うとそうではないですよね。
他のベイト(ハゼや稚鮎等)も同様で、冬ほど鈍くはないにしても、まだまだ全力で動き回るには早い季節でもあります。
なので、春のシーバス釣りでは、
ゆっくりと、タダ巻き
が基本の動作になります。
トリッキーな動きを入れたり、高速で巻くのも不要です。
バチの遊泳層を、バチが泳ぐスピードに合わせて巻くだけでOKです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「釣り易い!」と言われると、やってみたくなった人も多いのではないでしょうか。
実際、春のシーバスは本当に釣れ易く首を突っ込んでみるには最適なシーズンなので、少しでも興味のある人はぜひチャレンジしてみてください。